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2006年11月14日 (火)

実験中ですが

今も実験中です。しかし忘れてしまいそうなので、書いておきます。

 先日の10日にサイエンスカフェ札幌のスタッフとして参加してきました。COSTEP本科生の一星さん企画です。
 今回もフロアファシリテーターです。当日の会場はめちゃめちゃ混雑していて質問用紙を集めるのも大変。200人近くのお客さんが来てくれた様です。
 講師の栗田正樹さんのお話が面白かったです。柔らかい人柄の方で、会場は和みモードでした。栗田さん自身が色弱なのだそうで、栗田さんの経験のお話が印象的でした。絵を書きたいが、色使いが正確か気になる、パソコンでの色選択ができるようになって安心して絵を書けるようになった、プレゼン用の赤いレーザーポインタを追うのが大変でコクヨのカラーユニバーサルデザインを考慮した緑色のポインターが凄く追いやすい、などなど。またどの様に遺伝するかの話もありました。遺伝についてはこちらを参考にして下さい。相変わらず、スタッフだから頭に話が入って来ない(笑)。

 土日はSTS学会でした。途中、実験に研究室に帰ったり、全国大学発ベンチャー北海道フォーラムのスタッフとして駆り出されたり(雑用ですけどね)と大忙しでした。勉強になりました。色々なアプローチがあるな、と。博物館学や茂木健一郎さんについての考察やら、ネットやコンピューターを用いてコミュニケーションするためのツールであるとか。中には、「ん?え、だから?」って思う物もありました。きっと本人が一番まずさに気づいているんではないかな、って思いました。北海道大学工学研究科教授永田先生の話も面白かった。授業を受けた事はあったが、経済的な背景や産学官連携の話はその時にはしてくれなかったので今回の話は楽しく聞けました。産学官連携を目指し、その為の技術開発という流れでは無く、技術があってそこからそもそも宇宙産業がどうあるべきか、研究の社会的な意味と、根本的な問題に降りてきた流れの話が、MOTの授業などで語られる産学官連携の説明とは違い新鮮だった。

 日曜の夜には学会に参加されていた東大のドクター、マスター陣と酒を飲みました。ドクターの中に日系ブラジル人の方がいて、英語でお話しました。日本語も上手な人だったのですが、ちょっと難しい話は英語。研究者として、知財とかどう思うかって英語で説明するのは難しい。完敗でした。考えはあるのに、伝えたい事があるのに言葉が出てこない。英語頑張らねば。微妙な心境を伝える事ができるまで英語をマスターしたいって思った。ヨラテンゴやベルアンドセバスチャンが好きな人だったので趣味が合いました(笑)。また話がしたい。

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2006年11月 8日 (水)

科学技術コミュニケーションが目白押し

 今週の札幌は科学技術コミュニケーション関係のイベントが盛りだくさんです。紹介致します。

まず今週金曜日
 第十四回サイエンスカフェ札幌が紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン(札幌市中央区北5条西5丁目)で開催されます。詳しくは公式ホームページをご覧下さい。テーマはカラーユニバーサルデザインです。講師には栗田正樹さん(デザイナー、NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構副理事長)がいらっしゃいます。企画はCOSTEPの本科生をなさっている一星礼さんです。一星さんのブログに今回のサイエンスカフェに関する記事が多く掲載されているので参考にしてみてはいかがでしょうか。かなり面白いです。因みに僕は当日お手伝いをさせて頂きます。また同時に紀伊国屋二階で「こころの色展2」が開催されています。合わせてごらんになってはいかがでしょうか。

 また土日は北大でSTS学会の第5回 年次研究大会・総会が行われます。詳しくは公式HPをご覧下さい。非会員の学生は無料で参加できます。僕も参加したいと思っています。楽しみです。同時にいくつもの会場で異なるプログラムが行われる様です。どれに行くかが迷いどころ。

 また、土曜日に紀伊国屋にてサイエンス・カフェ「必ず来る大地震! 無傷で生き残るには?」が開催されます。pdfファイルのチラシはこちら


 このブログのテンプレの色合いがカラーユニバーサルデザインに反する気がします。金曜日のサイエンスカフェのお話聞いて(スタッフだから盗み聞き)、もし引っかかるようだったら変更しようと思います。寝転がっている場合ではないかもしれません。

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2006年11月 2日 (木)

河童かヌートリアか

 先日、友人が実家の裏にある川にめちゃめちゃでかいネズミが住んでいるって言っていた。そいつは高校時代に河童を見た事がある、っていう奴だったからホントかよ~?って思っていたけど、名前もきちんと分かっていたので調べてみた。その名はヌートリア。でかい。体長は50~70cm、体重は5~15kg。元々軍用の毛皮の為に飼育されていた物が、今では全国の川に住み着いているって話です。害獣として2000~3000匹が毎年捕殺されているそうな。ヌートリア内では(特にメスは)棲み分けができているらしいが、人間との棲み分けはできていないみたい。いっそ捕殺されたヌートリアを今更毛皮とかにしたらどうだろう。「このコートの首もとのふわふわ、ヌートリアなのよ、奥さん」「あら、すてき」って。北海道ではシカが繁殖しすぎて捕殺されているんだけれど、それを思い出した。一部では鹿肉を販売しているけれども、供給が安定していないから大きなビジネスにはなかなか結びつかないって話も聞いた事ある。なかなか難しいのかもしれませんね。
 それにしても、日本人が持ってきて増えすぎたから殺すってのは、何か間違っている気がします。

今日の一枚:高田渡/五つの赤い風船「高田渡/五つの赤い風船」
だいぶ昔のアルバムです。小さな頃から聞かされていました。で、親にこの曲は平和を願って歌われているんだよ、って聞かされていていました(もう少し過激な事も同時に)。なので「遠い世界に」が小学校の歌の本に載っていた時は小学生ながらびっくりした覚えがあります。黒い街宣車のお兄さん達が間違って「自衛隊に入ろう」を流してくれないかあって思っています。

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